不動産広告チラシの正しい見方
賃貸のメリットと、一生賃貸でいく場合に必要なこと。
長く住むなら一戸建て、短い期間で手放すならマンションが有利。
住宅ローン返済額は、年収の25%以内に抑えるのが鉄則。
老後に備えた「私的年金」をつくる。
タイプの異なるローンを組み合わせるテクニック。
家を買うなら、保険を見直そう…etc.経験豊富なFPならではのノウハウを解説。
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よく見かける不動産物件の広告チラシ。
かつて、規制が緩かったころは、紛らわしい表現も多くありましたが、現在は違法な広告チラシは減っているようです。
ただし、合法ながら、甘い言葉で勧誘しようというものも見受けられます。
住宅ローンに関する注意点
よく新築分譲マンションのチラシに「月々返済4万円台で購入可能」、「100%ローン利用可能」と、とても魅力的な返済プランが掲載されています。
これは、決して誇大な表現ではなく、ふつうのサラリーマンであっても提案されたプランで住宅ローンを組むことはできます。
しかし、安全で有利なローンを組むという観点からすると、決してお勧めできるプランではないようです。
ほとんどのプランでは、35年返済を利用しています。
これだと、25歳から返済を始めても完済時には60歳になってしまいます。
また利息も含めた総返済額もかなり、大きな額になります。
給与が右肩あがりに上がる時代でもなく、また終身雇用が揺らいでいる社会情勢を考えると、無理の多いプランであることは、お気づきになるはずです。
チラシのプランに飛びつくのではなく、自分なりの返済計画を練っていくことが重要です。
間取り図、写真に惑わされない
チラシには、必ず間取り図が載っています。
より広く、使いやすい住宅を求めて物件探しをするのですから、間取り図を十分にチェックするでしょうが、どうしても間取り図から得るイメージは広く感じるものです。
また、チラシの写真は広く見せるテクニックを使った写真です。
非常に明るく日当たりがよいように写っている写真でも、そのように見せる撮影や印刷のテクニックはいくらでもあります。
やはり、実際の物件なり、モデルルームを自分の目でしっかり確認したいものです。
マンションの場合は建設中ということがありますが、建設現場に行き、周囲の状況などを確認しましょう。
チラシの情報だけでなく、足を使った調査が大切です。
新しい住まいを探す場合、立地は重要です。
現在の住まいより郊外になる場合は、長くなる通勤時間も気になります。
不動産のチラシに、最寄り駅から都心の主要駅までの所要時間が載っていますが、その時間が実際の通勤時間とは限りません。
坂道があったり、遠回りをしなければならない場合があるかもしれません。
例えば、チラシに掲載されている所要時間は、乗り換えや電車待ちの時間を含んでいません。
通勤ラッシュ時の所要時間か、日中の所要時間かでも大きな差があります。
実際に通勤時間に目的地から電車に乗って確認してみるか、電車の時刻表をチェックして、所要時間よりも多少長い時間を目安にするとよいでしょう。
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