各行の住宅ローン
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住宅金融公庫の廃止により、各行が公庫の受け皿となる新型住宅ローンを相次いで開発しています。
先陣を切ったのは東京の城南信用金庫。
それに続いて、各銀行も独自色を打ち出した新商品をそろえつつあるところです。
受け皿ローンを模索中の民間金融機関
城南信用金庫の新型ローンは、公庫と同じ2段階制の長期固定で、しかも公庫金利を下回る金利設定で話題を呼びました。
これに呼応するように、都市銀行も類似の「公庫受け皿型ローン」を打ち出し始めています。
いまのところは期間限定やテストサービスにとどまっているものの、いずれは本格競争が始まるきざしがうかがえます。
たとえば、UFJ銀行では新しく「30年型ローン」を発売しました。
以前述べた固定金利選択型ローンの特約期間は、これまでは長くて20年でしたが、それを大きく延長したもの。
金利が若干高めではあるものの、「将来の返済計画が立てやすい」という公庫融資の利点を組み込んだ新商品といえるでしょう。
公庫のルール変更に対応する新ローンも登場
公庫は今年から、年収800万円を超える人には物件価格の5割までしか借さないルールをつくりました。
そこで、その不足分をまかなおうというのが、民間の公庫協調ローン「すまい・るパッケージ」。
一部の都銀や地銀などが扱っていて、公庫で借りる「固定金利」と民間から借りる「変動・選択型固定金利」を組み合わせれば、金利の変動リスクが分散できる、というのをウリのひとつにしています。
このローン、借り入れ条件は公庫に準じ、融資額合計は物件価格の8割>まで。
年金融資や財形融資との併用はできないものの、一定の条件(オンラインバンキングの活用や、給与振込・公共料金の自動振替口座の利用など)を満たせば金利を優遇する制度もあって、各行が競っています。
ただし、金利の優遇幅は銀行によって異なり、その適用期間も「完済まで」があるいっぽうで「当初〇年間」もあり、いまのところバラバラ。
しかし、競い合いながら一定のカタチに収れんし、いずれ定着していくのは間違いなさそうです。
民間ローンは変動金利だけではない
銀行の住宅口ーンは短期間で流動する資金が原資なので、「短期プライムレート」という企業向け最優遇貸出金利をベースにして金利を定めている。
銀行ローンは変動金利が基本なのは、ここに理由がある。
そのいっぽうで、生保など長期の資金を原資にしている機関では、「長期プライムレート」に連動する完全固定金利ローンというのもある。
いまは金利がやや高めだが、安定性を優先するなら完全固定金利を検討する価値がある。-----
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